本記事は、独学でエンジニア未経験の自分が、基本情報技術者試験を受験するまでの学習記録です。
21年1月から学習を開始し、最初の1ヶ月目の感想です。
基本情報技術者試験(FE)について
基本情報技術者試験(FE)とは?
「ITエンジニアの登竜門」と呼ばれる基本情報技術者試験ですが、「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者」としてキャリアアップしていくための試験です。
要は、情報産業界で働くなら、このぐらい分かるよね?という国家試験となります。
基本情報技術者試験(FE)の試験内容
試験は、午前と午後に分かれております。
午前試験
制限時間:150分
問題形式:80問(テクノロジ系50問、マネジメント系10問、ストラテジ系20問)
午後試験
制限時間:150分
問題形式:長文形式の問題が計11問出題され、その中から5問に解答します。
合格基準
午前・午後ともに100点満点でどちらも60点以上で合格です。
合格率は、令和元年の実績を見ますと、25.7%と決して高くはないです。
基本情報技術者試験(FE)受験のきっかけ
ITパスポートに合格した
20年12月にITパスポートに合格しました。
その次のステップアップとして、目指します。
このITパスポートは「IT利用者」が対象であるのに対し、基本情報技術者は「開発者」が対象であります。
ITパスポートの合格者の中には、勉強しないでも合格しました〜。なんていうエンジニアの人もいると思いますが、この基本情報では、そんなマウント取らせませんよ!
何かを目標としていないと…
プログラミング学習を挫折気味の自分にとって、単純な理由が欲しかったわけです。
そこで基本情報技術者試験の受験を決めました。
何かしらの知識を吸収していこう、という魂胆です。
アルゴリズムに興味があった
プログラミングでコードは書かなくても、その背景にあるアルゴリズム的思考は手に入れたいと思っていました。
ぶっちゃけ、それさえ手にいれられれば、プログラミング学習勉強したと言ってもいいのではないでしょうか?
購入した参考書
まず、午前と午後に向けて参考書を1冊ずつ購入しました。
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和03年
最初の一冊はすごく迷いました。
分かりやすいと言われるキタミ式か、栢木先生か…。

本屋で30分ほど検討した結果、購入したのは、キタミ式でした
キタミ式を決めた理由は、やっぱり分かりやすさでした。
キタミ式のマイナスポイントは、これ一冊では基本情報技術者試験の対策には不十分であること。
しかし、FE受験の目的は、理解することであり、本当の意味での基礎を固めようと思い、キタミ式に決めました。
うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編] 2021年版 福嶋先生の集中ゼミ
やはりこれも定番の本。
苦手でありながら、配点も高く避けては通れないアルゴリズム。
先に購入しました。
アルゴリズム関連の本も色々とありましたが、一番分かりやすかったです。
こちらは2ヶ月目から着手していきたいと思います。
基本情報技術者試験(FE)学習の記録【1ヶ月目】
まずは、キタミ式を読みながら、午前の過去問を解いてみました。
1月23日: 令和元年 秋 午前
1月30日: 平成31年 春 午前
所感
ITパスポートのおかげで、ストラテジ系は理解できていると思いました。
しかし、50問を占めるテクノロジ系は繰り返していかないといけませんね。。。
午後の選択言語について
午前は、難しくなっているとはいえ、過去問を解けばついていける気がしています。
今の悩みとしては、午後の選択言語をどうするかということです。
選べる言語は、「C/Java/Python/アセンブラ/表計算」となっています。

Cやったことない。Javaやったことない。Pythonやったことない。
そうなると初心者に残された道は、アセンブラか表計算。
はっきり言って、どっちもやりたくない(笑)

実務でExcelのVBAを学習している身としては、表計算を勉強したい。
しかし、難易度はかなり高いとのこと。
それならば、アセンブラを学習し、コンピューターの知識について深堀して行こうか・・・。
言語選択についての、方向性は2ヶ月目でお話しします。
続く…
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